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メディア産業の履歴

<書きかけ。思うことを頭を整理しながら加筆修正してきます>

メディアと広告は切っても切り離せない。

日本では
メディアの広告収入の依存度は
テレビで8~9割
新聞雑誌で半分弱(だっけ?)

では、WEB(PC)は??
yahooは半分くらい
mixiは8~9割
価格.comは3割弱

おそらくWEBの登場によって
広告スペースが増え、
またクリック数のように効果が可視化され
かつ生活者がほしい情報を用意にさがせるようになった(接触態度の変化)
さらに情報があふれるとともに広告の影響力が低下
これらがあいまって
広告単価の下落がおこった。

メディアにお金が入んないから
コンテンツがしょぼくなってしまう。

コンテンツがしょぼくなってしまうから
人が集まらない
人が集まらないから広告収入が入ってこない。

このデフレスパイラル。

広告収入にたよってて
かつコンテンツ更新に費用がかかる
企業はジリ貧になっていく。。

だから雑誌はどんどん廃刊になっていく。

そのうちWEBサイトももうちょい淘汰されていくだろう。
特にオリジナリティが低いところは。


色々な反論がある。
今までの広告料金が高すぎたんだ
今はだれでもコンテンツがつくれる時代だから、そんなお金かける必要はないんだ

本当にそうだろうか。

コンテンツも
エンタメ(楽しむ情報)
生活情報(必要な情報、生活を豊かにする情報)
ジャーナリズム(知るべき情報)
などがあると思う。

いずれにせよ
素人のつくるコンテンツは文脈を見る人と共有している場合はいい。
結婚式二次会ムービーとか特定のテーマコミュニティのものとか。
あと時間やスペースの制約もないのもいいのだろうか。

でも旧来のメディアがつくったコンテンツは一流のものも多い。
作り手も、出演者も、扱う題材も。

それらをみて
一流のものを知ったり、
学校・会社で話題になってコミュニケーションのきっかけになって、
それが人と人のつながりを生んだりして。
なんて考えると夢がある。

でもまあテレビとかがしょぼいものとか
拝金主義的になっているコンテンツをつくることも往々にしてあるし、
そもそも自分はあまりテレビは見ない。

でも、まあテレビもWEBも
無料であれだけのコンテンツを楽しめるのはすごいことだ。
こんな楽しいものが無料で見れるなんて
50年前には考えられないことだし。

ただ個人的に思うのは
今の社会は素敵なコンテンツは世の中にめちゃめちゃ散在していて
その獲得コストはかなり低い。

ただ足りないのは
偶発的な出会いと解釈情報だと思う。

WEBは基本的にほしい情報がなにかわかっている場合は有効だ。

ただ一人の人間が身近い人生で
知っている情報なんてゴクゴクわずかで、
まだ出会っていない素敵な世界・コンテンツに
偶発的に出会う機会をつくって、
さらにそのコンテンツに対する理解を深めるために
いろんな解釈情報や周辺情報がうまく取得できる仕組みがあればいいのにな。

ある意味ツイッターは
偶発的な出会いと解釈情報が伝わるメディアなのかもしれない。

そういう意味ではこのサービスも個人的には好きだ。
http://gururin.com/

あと適切なコンテンツを
適切な順番で提示するだけでも
情報が有機的につながって大きな価値を出すかもしれない。


個人的にはまだWEBにはチャンスがあると思っている。

でもここからはコンテンツホルダー、
既得権益者との戦いになると思った。