案の履歴
【意味】
- 予見される問題を回避し課題を解決して、未来の当事者たちを楽にするための仕組みやアイデアのこと
【性質】
(1)自由があるうちにしかつくることができない。事件が起きて渦中に身を置いてしまうと、作るための時間と余裕がなくなる。従って事件が起きる前につくるものが案であり、渦中で作ったものはその場しのぎの対応となる。
(2)1人でつくることが多い。1人が草案を書き、1人が助言者となって、2人でつくることもままある。
(3)誰でも修正することができる。そのため、決定的に譲れない部分を重点的に調べて固めておかないと、修正段階で骨抜きにされてしまう。
(4)3案つくるのがよいとされる。なぜなら買い物をする場合、1つ気に入ったものが見つかってすぐに買うと、後からもっと気に入ったものが見つかったときに後悔するからである。
【参考】
- 辞書もある意味、案が寄せ集まってできている。言葉に込める意味の相違による争いを未然に防いでいる。
【関連】
→ヒント