IISのチューニングの履歴

【考慮点】
●接続数の制限
[手順]
IIS マネージャで、[ローカル コンピュータ]-[Web サイト]-Web サイトを右クリック [プロパティ]-[パフォーマンス]-[最大接続数] オプションで同時接続の最大数を変更-[適用]-[OK]
[ポイント]
クライアントが接続するたびに、平均して4つの同時接続が使用される(設定の4分の1が接続可能ユーザー数となる)


キープアライブ(KeepAlive)
[手順]
IIS マネージャで、[ローカル コンピュータ]-[Web サイト]-Web サイトを右クリック [プロパティ]-[Web サイト]-[接続]-[HTTP Keep-Alive を有効にする]-[適用]-[OK]

●接続タイムアウト

[手順]
IIS マネージャで、[ローカル コンピュータ]-[Web サイト]を右クリック [プロパティ]-[Web サイト]-[接続を再設定するまでにアイドル接続を維持する最大秒数を入力-[適用]-[OK]

IISオブジェクトキャッシュ(ObjectCache)

  • メモリキャッシュ内のオブジェクトが指定時間参照されなかったらそのオブジェクトがキャッシュから消去される時間->生存期間 (TTL)

[手順]
レジストリより設定
コマンドプロンプトもしくはスタートメニューの[ファイル名を指定して実行]よりregeditを実行

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\InetInfo\Parameters
Parameters サブキーを右クリックし、[新規] をポイントして [DWORD 値] をクリック
[新しい値] ボックスに、「ObjectCacheTTL」と入力
[ObjectCacheTTL] を右クリックし、[修正] をクリック
[表記] の [10 進] をクリック
[値のデータ] ボックスに、使用していないオブジェクトがキャッシュに保持される秒数を入力し、[OK] をクリック
既定値は 30 (秒) です。0 を入力するとキャッシュを無効にすることができ、4,294,967,295 (無制限) を入力すると、オブジェクト キャッシュ消去ルーチンを無効にして、キャッシュされたオブジェクトが変更されるまでキャッシュに残すことが可能
[参考]
http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/ja/library/7b99b...

●SSL キャッシュ タイムアウト(ServerCacheTime )の設定

  • 5分(300000ミリ秒)ぐらいがいいのでは?

[手順]
レジストリより設定
コマンドプロンプトもしくはスタートメニューの[ファイル名を指定して実行]よりregeditを実行

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders \SCHANNEL.
SCHANNEL サブキーを右クリックし、[新規作成] をポイントして [DWORD 値] をクリック
[新しい値] ボックスに、「ServerCacheTime」と入力
[ServerCacheTime] エントリを右クリックし、[修正] をクリック
[表記] で [10 進] をクリック
設定
[参考]
http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/ja/library/8e4e1...

●アプリケーション プールのキューの長さ設定(AppPoolQueueLength)

  • 制限設定しないとWebサーバにてメモリ不足になる場合がある

[手順]
IIS マネージャで、[ローカル コンピュータ]-[Web サイト]-Web サイトを右クリック [プロパティ]-[パフォーマンス]-[要求キューの制限][要求キューの制限]にチェックし[要求]を変更-[適用]-[OK]




[参考URL]
http://support.microsoft.com/kb/816517/ja#8
http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/ja/library/d92d3...