フレームワークは補助輪の履歴
知識科学を研究しているの池田先生の言葉。
補助輪は、自転車の乗り方を覚えるために使うが、
覚えてしまったら必要なくなる。
フレームワーク?
「会議はこういうふうにすすめればいいんです」(会議のすすめかたのフレームワーク)
「こういうふうにまとめれば、あとで見やすいよ」(ノートの書き方のフレームワーク)
「Webアプリはこういうふうに書けばいいのさ」(Webアプリのフレームワーク)
マニュアルじゃんそれ?
いやちがう。
マニュアルというのは明文化されていて守るべきもの。
フレームワークはベストプラクティスという意味合いが強い。
フレームワークは補助輪?
人の流儀を知って、その上で自分のやり方を見つける、ということ。
自分には自分なりのやり方があるが、
それを見つけるまでは他の人のやり方を使って、勘を鍛える。
知的生産のためのフレームワークについて一言
「Evernoteがいいぜ」とか、こういうふうにノートとれとか、
いろいろ話があるが、それはその人のやり方。
答えは自分で見つけ出すものだ。
知的生産を実現するために、
なかには手の込んだツールが必要になることもあるだろう。
そういうときにプログラムがかけるとよい。
mindiaの作者はmindiaをそういうものに育てていきたいのだなぁと思う。
僕も昔そういうのを作って満足していた、
あるとき誰かが
「それをみんなに使わせたらいいじゃん」
といって、汎用的に、みんなが使いやすいようにポップに、
と考えていったらもはや自分にとってのベストではなくなって興味を失ってしまった。
だからやっぱりね、最適なツールをみつけたり考えたり作ったりして、
知的生産したいし、みんなもしたらいいと思う。