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計画の履歴

まず...
僕は無計画であった自身の四半世紀を顧みて、計画的に生きることにした。
それにあたって、計画とはなにかを考えてみた。

計画の大原則

計画とはいつ何をやるかである。
期限を決める事が計画ではない。
いくらToDoアプリに期限を書いても意味ない。

どのプロジェクトにも期限が与えられ、そのなかの時間は自由に使える。
でもその期限ぎりぎりまでハワイに行ってバカンスを過ごしていたら、
期限内にプロジェクトは終わるわけない。
いつ何をやるかを本当に細かく落とし込まないと、
慣れないうちは期限内に終わらせられない。

計画を遂行するために必要な3つのこと

1. 見積もり力
2. 忍耐強さ
3. あせらないこと

見積もり力

見積もり力とは、仕事を細分化する力。
どんなものが必要になり、どれぐらいかかるかを考える力。
経験により向上するけど、
経験がなくてもシンプルなタスクに落とし込んで計算すればなんとかなる。

条件分岐はクリティカルパスを考える

しかし、問題は条件分岐。
「Aがうまくいっていたとしたら」
のような条件がある場合、とたんに見積もりは厳しくなる。
その場合、「クリティカルパス」を考えよう。
つまり5%以上の確率で起こる最悪のパスを想定しながらやろう。
それ以下は「不運」といって片づけてしまって許してもらえるのならば許してもらおう。
しかしこの5%という数字は統計でいう検定のように可変だ。
リスクマネジメントの能力も求められるわけだ。

creativityと計画

「思いつかないと仕事が進まない」
「発見しないと次に進めない」
新しいものを生み出したり発見したりする作業は、本質的に見積もりが難しい。

しかし、ジャンプの漫画家は一部を除いて編集者に尻たたかれながら
毎週原稿を終わらせている。
「仕事と趣味の違いは期限の有無」という言葉があるが、
どんなにcreativeで見積もりがしにくいものであっても
その責任はもたなければならないというのが
creativeな仕事をする際に必ずつきまとう重圧である。

見積もり力を鍛える

最小のタスクを見つけ、それを実行する際に消費時間を測る。
その測定時間を体感していけば、自身の能力が把握できる。
そしてこれはモチベーションにもつながる。

忍耐強さ

一日二我慢三我慢

我慢なんかしてたらストレスで体がもたないー!とか思っていた僕。
でも、我慢フリーの生活を続けていったら、どんどんダメになっていくのが実感できた。
適度な我慢が人間を成長させるねきっと。

ストレスは案外一瞬だったり

時間に縛られるストレスってのがある。
7時からこれやる!って決めていたとして
「あれ、なんで俺はこんなに時計に縛られてるんだ、
俺は俺の人生を生きるぜ」
と考えて快楽をむさぼったりするときもあるが、
これは非常に残念な考え方だ。
たとえば洗濯物片づけとか、やってるときそんなに苦痛じゃないでしょ。
書類書いたりするのもそう。
水風呂が肩までつかって3秒もすればすぐに快適になるのと一緒で、
作業自体はそんなに苦痛じゃない。始めるときにちょっとストレスがかかるだけなんじゃないか。

あせらないこと

明日楽になろうと思わない

明日の分もやっちまえ!みたいな考え方で無茶をするから続かないんじゃないか。
明日の分は明日やればいい。

バッファを多めにとる

きっちり詰め込んだ計画が完遂できた試しがない。
バッファは多めにとって、余ったら趣味でもやればいいじゃん。

締め切り効果は本物か?

締め切り効果が効率がよいというよりも、
締め切りから遠いときにぼんやりやってしまうから悪いんじゃないかと思う。
淡々とこなせばいいだけの話なのではないか。

成功体験を大事に

過去の計画完遂体験があれば、それを糧に、そのペースで進んでいける。
自信がついてゆけば、ペースにあせることなく計画を進められる。


注意

これらはすべて僕の失敗談をもとにして考えられた意見です。
これからこの意見をもとにして実行していきます。