カブトムシのひみつの履歴
- カブトムシにまつわる役立ち知識を3点にまとめて紹介するコーナー
- いわゆる「良い子悪い子普通の子」方式で三段オチ
- 2つ目まではおざなりで、3つ目で複雑な家庭環境や幼少時のいたたまれない話などをカブトムシにこじつける
- カブトムシの飼育ケースの置き場に向かないのはどこ?
1
不安定な場所
2
風通しの悪い場所
3
若くしてできちゃった結婚.駆け落ちした私達夫婦に頼れる大人はいない
いつまでも泣きやまない息子と,家事を全く手伝わない旦那についイライラしてしまう。
手さぐりの子育て,慣れない料理・洗濯・掃除に追われ,疲労困ぱいの毎日でした。
いったい、何日目だろう。
また相談もなしに旦那が仕事を辞めて帰ってきた。
帰ってくるなりお酒をあおる旦那。
その日突然送られてきた消費者金融の請求書を突きつけ、ヒステリックに問い詰めると、泥酔した旦那は私を殴ってどこぞかへ行ってしまった。
そんなつらい日々を忘れさせてくれるのが唯一パチンコだった。
この日も3000円だけ、3000円使い切ったらやめるつもりがすでに2万円が飲まれていった。
もうやめよう…もうやめよう!
ハンドルから手を放しかけたそのとき、ついに確変が。
せめて4レンチャンして…いや5レンチャン…
そう祈っているとそこから1時間当たりっぱなしだった。
12レンチャンし、足元にはドル箱が積まれていった。
時短が終わり時計を見るともう2時間半経っていた。
店員を呼び、出玉をジェットカウンターに流してもらう。
15760発のレシートを受け取り景品カウンターに行くと、ある景品にふと目が止まった。
夏限定の景品、カブトムシだった。
時間も忘れてパチンコに熱中した後ろめたさから息子にカブトムシをあげたくなった。
これが息子にとって初めて見る本物のカブトムシだろう。
まだ幼稚園にも行ってない息子にカブトムシの価値なんてわかるはずも無いけれど…
500玉で交換した飼育セットつきのカブトムシと、45500円分の景品を受けとり換金所へ向かおうと、自動ドアを出た瞬間エアコンが効いた店内とまわりの温度差に驚く。
陽炎たちのぼる駐車場の真ん中に見える自分の車…その中で待つのは…
カブトムシはそういう車の中に置いてはいけない
- 上記のようにインフレが続き、最後にはちょっとしたラジオ小説並のクオリティでネタが送られてきた