出版2.0
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出版1.0
- 流通経路:著作者>出版社>取次ぎ>書店>購入者
- 初版は約3000部以上
- 初版は全て取次ぎが買取り、在庫を持つ。出版社は売上が立つ。
- 再販売価格維持制度による定価販売(独占禁止法除外)
- 書店は返品可能。出版社は返品された場合、返金する。
- 出版社による編集により、品質が保持される。
出版2.0(2010年が元年)
- 流通経路:著作者>デジタル出版社>購入者
- ダウンロード販売
- オンデマンドにつき、在庫不要。返品なし。
- 自由な価格設定
- 誰でも著作者になれる一方、品質の保持が課題。
- 優秀な編集者は電子出版業界でフリーエージェントとなる。
論点
- 音楽コンテンツがそうであったように、ダウンロード販売により、既存の媒体販売が打撃を受ける。
- 日本の出版社・著作権団体がAmazonの電子出版の動きに反対した。著作者は日本の出版社からの逃避がおき、日本の出版社は衰退しうる。
関連情報
- AmazonがKindleデジタルテキストプラットフォームにより、電子出版事業に進出(2010年1月15日プレスリリース)
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