巨大企業トヨタに挑む

トヨタ自動車の欠陥車率が今年の残り4ヶ月を現在のまま推移すれば，3年連続欠陥車率100％超になるという記事を発見した．
MyNewsJapan: リコール王・トヨタ　欠陥車率3年連続100％超も、回収率さえ非公表
この事実にマスコミが食いつかなかったのは，記事にもある通りトヨタグループが巨大広告主であるからだろう．広告収入で成り立っている民間企業は仕方ないことだが，ある意味で1企業による情報統制が行われたといえるのではないだろうか．
こんな事実があるのでは，個人的にはトヨタ車は遠慮したい．だが，今回の記事を見なければトヨタ車を選んでいたかもしれないのも事実である．しかし，従来のメディアではこれらの情報を伝えることができなくても，インターネットにより情報は瞬時に拡散し，オピニオンリーダを通して口コミにより多数の人に情報は伝わるはずである．
トヨタが権力でもって従来メディアを制したとしても，別ルートで伝わった情報により不信感が増幅され，より大きなイメージダウンをうけることになるのではないだろうか．その事実に気づいていないはずはないだろうが，あまりに巨大化しすぎて小回りがきかなくなってしまったのだろうか．