伏線の履歴
(1)小説・戯曲などで、のちの展開に必要な事柄をそれとなく呈示しておくこと。また、その事柄。
o 「—を張る」
(2)のちの物事の準備として、前もってひそかに設けておくこと。また、その事柄。
o 「—を敷く」
伏線は「敷く」「張る」どちらも使います。
これは、かんたんに言えば、あとで起こることについての
「予告」です。ただし、はっきり知らせるのではなく、
それとなく、さりげなく予告しておく(言語とは限らない)ことで、
あとで事が起こったときに、「ああ、あれはこのことだったのか!」
と、わかってもらえるような内容です。
小説やドラマなど、ストーリーのあるものについて使うことが多い語です。