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ノイジーマイノリティ

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ノイジーマイノリティー [noisy minority]
声高無勢(こわだかぶぜい)。声高に主張する少数の人々。
⇔サイレントマジョリティー<無言多勢>。



ノイジー・マイノリティー(noisy minority)とは「声高な少数派」を意味する言葉で発言の多い社会的弱者を指し、サイレントマジョリティーの対義語とされる。

「うるさい」「騒々しい」という語源であり、主張に正当性や科学的、実証的裏付けが乏しい、政治的手続きを踏まないだけで、単に騒ぐだけの主張集団を指す事も多く、ネガティブな意味合いが強い。別にラウドマイノリティーとも言われる。

概要

マイノリティは社会的少数者といわれるが、彼らは基本的には偏見や抑圧の対象となる少数者は様々な活動でその主張や要求をマジョリティに政治的、社会的運動として声を届けて改善を求め、ポリティカル・コレクトネスの形で実社会に反映される。 しかしながら、そうした社会的な手続きとは別の次元で、単に騒ぐ、抗議などを行うが、特に集団としての実利を求めない集団が生まれ、その目標が意味不明なことからノイジー・マイノリティーとして社会の厄介者としてカテゴライズされるようになった。

もっとも、これ以前にも歴史教科書問題などで左翼団体が地方自治体などへの抗議の電話を呼びかけ、結果自身の主張を押し通す(団体が敵視している特定の教科書の採用を取りやめさせるなど)と言う事態が起きていることから、小林よしのりは彼らに対して「ノイジー・マイノリティー」と呼んでいた(現在では下記の行動する保守に対してもこの言葉を用いている)



サイレントマジョリティー
(マジョリティ(英:majority)は、本来、「多数者」・「多数派」を意味する英語)

多数派であるにもかかわらず意見を言わないために言説空間において少数派にとどまっている集団。

この言葉が生まれたのはベトナム戦争時のアメリカ。ノイジー・マイノリティであるところの反戦派に対して、物言わぬ戦争賛成派に対して使われた。

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