気管支喘息の履歴
単に喘息と言ったら、大抵、この病気のこと。喘息という名前のつく疾患には、他に心臓喘息などがあるが、気管支喘息に比べて頻度がはるかに低い。
喘鳴(呼吸が苦しくなり、ひゅーひゅーとした呼吸をすること)、咳などを友なう気管支喘息発作を起こすことがある。
発作は、ホコリ等のアレルゲンを吸い込んでしまうこと、運動や感染などがきっかけになることもあるが、特定の気象条件のもとで非常に起こりやすくなることが知られている。
気象条件
気温の日較差(最低気温と最高気温の差)が大きいこと
気圧の急激な低下(前日の気圧と当日の気圧の差が大きいこと)
の条件のもとで、発作が非常に起こりやすくなる。
時間
発作は、一日中同じように起こるわけではなく、発作の起こる確率は、時間によって偏りがある。午前0時頃から午前6時頃にかけてもっとも頻繁に発作が起こる。
というわけで
発作は、患者本人が事前に内服や吸入薬を用意しておくことでかなりの程度対応できる。なので、テレビの天気予報で、発作が起こりやすい気象条件になると教えてくれる「喘息予報」も教えてくれたらいいと思うのだが、たぶん、視聴者に占める喘息患者の割合が少ないためであろう。そういう放送は流してくれていない様子である。
ウェブで、こういう情報を流すサイトはある。でも、みんな、本当に急いでいるときには、見落としがち。それと、このサイトの予報、微妙におかしい。
というわけで、日本各地の喘息予報を、メールやツイッターのbot、RSSなどで流してくれるサービスがあったら嬉しいと思って、自分で作ろうと思ってます。
ウェザーニュースなどのページからデータを切り取って、加工しようとも思ったんだけれど、うまく気象のデータを切り取れなくて頓挫。ひょっとすると、データを二次的に利用されないように何かしているのかもしれない。あるいは、そもそもこのデータは二次的に利用してはいけないのかもしれない。
どなたか協力いただけると嬉しい。あるいは、二次利用可能な気象データのアテがあったら教えてくれると嬉しい。