レポートの履歴
定義
文章と公共的なコミュニケーション
学術文書
テーマや設問が定められた短い論文
引用:松本茂,河野哲也(2007).大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法.玉川大学出版部.
分類
- 報告型の課題①読んで報告する
②調べて報告する
- 論証型の課題③問題が与えられた上で論じる
④問題を自分で立てて論じる
引用:戸田山和久(2002).論文の教室から卒論まで.日本放送出版社.
形式
①②③
序論:何について論じようとしているのか、その理由
本論:具体的な客観的事実とその裏付けとなる知識
結論:本論から導き出された自分の考え
④学生便覧を参考
じいのレポート
1.テーマ題名
2.まえがき
テーマを選んだ経緯とテーマに関する周囲の状況
3.本文(仮説と証明)
a 内容により章を分ける
b 章を必要に応じて節に分ける
c 情報収集の結果を基に、仮説を立て論理的に証明する
d 解りやすくするために図や表を利用する
4.考察
本文に関する情報の分析・解釈・自分の考え
レポートの独自性のためのポイント
論理的で明解に記述(×独善的)
5まとめ
レポート全体の内容を、長い文章ではなく簡潔にまとめる。結論を明確にする。
6.参考文献や引用部の詳細
求められるもの
1年時
2000字程度のレポートの目的は、授業を理解しているか否か。
レポートを書くための情報収集が、為されているか。(情報は偏ることなく、賛成意見・反対意見・中立的意見を、整理分析できる定量以上集められるか)
2年時
4000字程度のレポートの目的は、情報分析の結果に対する仮説の立て方と検証方法。
3年時
1万字程度のレポートの目的は、卒業論文(2万字以上)の基礎となる調査結果の整理分析と仮説検証と基礎提案。