愛着の履歴
定義
ある特定の人間または動物と他の特定の人間または動物の間に形成される愛のきずな(ボウルビィ.1950)
時期
生まれてから乳児期のころまで
だれに
ほとんどが母親に対して
依存とは違う
愛着があることで、こどもは帰ることのできる安全な場所を知っているから、自立できる。
依存は自立を妨げる。
赤ちゃんにとって母親は
初めて好きになる相手、つまり初恋の相手!
だから母親似の息子と父親似の娘は
幸せになれるっていうのかも…
愛着に必要な要素
速い対応と関係性の強さ
赤ちゃんはミルクをもらえるから母親を好きなんじゃなくて、
愛されていることを対応で感じ取る。
世代間の移行
子育て中に母親がイライラしていると、子どもは母親に対して安心できる感情を抱けず、愛着の形成が不完全になる。
不安定な愛着によって育った子どもは、将来の自分の子どもに対しても同じ関係しか築けなくなる。
この考え方から、①子育てができない母親からは子育てができない子どもが生まれる。のような事も言える。
子どもは、人の愛着を求める能力がある
母親から愛情を感じることができなかったとしても、
子どもは、兄弟や家族に能動的に愛を求める力がある。
社会への適応能力は赤ちゃんのころから始まっている。
だから、①は否定され愛着は母親との関係に限らないともいえる。