acrylamideの履歴
アクリルアミド
:アクリル酸を母体とするアミドの一種
融点は 84.5℃、常温では無臭白色結晶で、水、アルコール等に可溶である。熱や光に不安定であり、重合しやすいため、市販の試薬には安定剤としてヒドロキノンやBHTなどが添加される。
アクリルアミドは毒物及び劇物取締法上の劇物に指定されており、神経毒性・肝毒性を有し皮膚からも吸収されるため、取扱いには注意を必要とする。
変異原性(発癌性)が認められ、PRTR法の第一種指定物質となっている。
また、労働安全衛生法によって、純品及び0.1%以上を含有する混合物には、含有量や危険性を表示し、MSDSなどに危険性や対応方法を告知することが義務づけられている。
(wiki)