ジョシュアくんと遊びました。
といっても、新宿でもつ鍋を食べただけですが。
半年前にとあるイベントで知り合ったジョシュアくん(age.19)はアメリカ人の父親と日本人の母親を持つ。両親は長く日本に住んでおり、彼は奈良生まれ奈良育ち。小中高はインターナショナルスクール。英語と生粋の関西弁をやや巧みに操る。
見ためはモデル顔、モデル体型だが、中身は「滑りに滑って、最後には全部もっていく面白い男の子」。
こちらからすればボケをきわめているのだが、本人にとっては一見つまらないことを言ってはそれに反応してしまった人を探すの楽しみだそう。大ウケするとそれはそれで嫌なそうな。
彼と一緒にやってきたのはエマちゃん(age.19)。彼女は父親が中国人、母親が日本人。五才から上海へ。インターナショナルスクール育ちのため、日本語、中国語、英語のトリリンガル。上海は物価が安いそうで、食事はほとんど外食だったとか。しかもその理由は「お手伝いさん」の作る料理が不味かったから。「ひょえー」って言ってたら中国では一般的なことだって。まあ年収によるんだろう。
彼女、日本語は完璧なんだが、ふと「この子ネイティブじゃないのかも」と感じる瞬間があった。それは、モノをかなりはっきり言うということ。うまくニュアンスが表現できないが、やっぱり日本人の女の子とは違う。日本人の女の子がモノをいやにはっきり言っていると喧嘩腰に聞こえるが、彼女はそうではない。
言語の話になって、二人が口を揃えて言っていたのは「母国語を大事にしたい。大事にしている人が良い。」ということだった。
バイリンガル、トリリンガルは、賜物として素晴らしくて色々な働きができる。でも一カ国語しかネイティブでしゃべれなくても彼らに劣ってるわけじゃない。むしろその一つの言語と正面から向き合えるのだと思う。
最近、色んな環境で育った人達としゃべる機会が増えて面白い。
日本人でも、ハワイで育つと「日本の冗談が分からない」子に育ったり(良い意味で)。ジョシュア君みたいに日本で育つと、複雑な笑いのツボを持っていたり。もちろん、アメリカ人とそんなに笑いについて話たことないからざっとした感想だけど。これは面白い。
知り合った中で一番すごいのが、アルゼンチン出身の台湾人で、中国語、スペイン語、英語がネイティブで、日本語も流暢。言語マニアで、フランス語はリスニング完璧、ドイツ語もしゃべれるらしい。将来は外交官を目指すとのこと。頑張れ〜。
彼らと話すと今までの世界がほんとうにちっぽけに見えてくるから不思議だ。
もっともっと遊んで世界を広げよう。
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