細胞分裂の履歴
体細胞が、2つの娘細胞に別れていくこと。すべてが複製されることで、細胞の特異性を保つ。
核分裂
動原体微小管、極微小管がキネシンでくっついている。
星状体微小管が端にある。
(1)前中期
紡錘体極からの微小管の重合、脱重合で、染色体の動原体を捉える。[+端]
(2)中期
動原体以外にも微小間が結合することで安定化。
※動原体における微小管の脱重合で染色体が紡錘体極へ引かれる。また、キネシンが赤道面へ押し出す。この2つの力によって前中期、中期の染色体はつねに振動している。
(3)後期A
- 端での脱重合によって染色体が-端へ移動。
(4)後期B
微小間同士が互いに押し合い、中心体間の距離が広がっていく。染色体も極へ動いていく。
核分裂とモータータンパク質
- 微小管同士のスライド:キネシン5
- 微小管の架橋:キネシン14
- 微小管の脱重合:キネシン13
- 染色体の整列:キネシン4,10
- 後期微小管の架橋:キネシン6
- 動原体微小管の輸送:ダイニン