起業の履歴
自己実現の一手段。
学生にとっては「就職」の対立概念として扱われることが多い。
定義
厳密な定義はないが、一般的には「法人登記をし、代表取締役に就任すること」を指すことが多い。出資者が別にいる場合もあるが、多くの場合、株も代表取締役本人が過半数を所有する。
拡大解釈
「業を起こす」という熟語構成を考えれば、必ずしも法人登記をする必要はなく、個人事業主や社内新規事業を含めても差し支えない。重要なことは、既存の仕組みに頼ることなく自らの力だけで収益を得ることであり、業態や職種、肩書きなどに依存しない。一般的には「リスクが高い」と言われているが、既存の仕組みの中で自らの実力以上の報酬をもらうことのほうが将来的にはリスクが高く、等身大の自分で勝負する“起業”のほうがリスクコントロールの観点からは妥当だとする説もある。
「就職」との相違
教育制度
教育制度は既存の企業のほうが圧倒的に充実しており、体系的に学ぶことができる。採用した企業としても新卒の社員に即戦力としての期待をしていることはなく、十分な時間をかけて丁寧に育ててくれる。
就活経験
就職活動は、大学受験、結婚と並ぶ人生の転機であり、多くの人が経験する重要な活動のため、それを経験しないと話のネタとして困ることはある。