臥薪嘗胆
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がしんしょうたん
三国干渉〜日露戦争の時代の流行語でもある。
たきぎの上に寝て、苦いきもをなめる。
1.かたきを討つため、自分の身を苦しめてその志が衰えないように励ますことのたとえ。
2.目的を達成するために苦労に耐えることのたとえ。
■構成
漢文訓読では、「薪に臥(ふ)して胆を嘗(な)む」と読む。「臥薪」は、たきぎの上に寝ること。「臥」は、横になる。「薪」は、たきぎ。「嘗胆」は、苦いきもをなめること。「嘗」は、なめる。「胆」は、内蔵の一つ、胆嚢(たんのう)
■故事
中国の春秋時代、呉王夫差は、父の仇である越王句践(こうせん)を討つという復讐心をかきたてるため、薪の上に寝起きするという苦しみを自らに課し、ついに会稽山の一戦で句践を破り降伏させた。ところが、夫差に敗れた句践は、その恥を忘れないために苦い胆を身近においてなめ、苦心の末に夫差を滅ぼしたという故事による。また、「臥薪」「嘗胆」ともに越王句践の故事とする説もある。
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