挨拶は、本能だ!!
◆本当かよ。???・・・
「いただきます」を言わせない
親というエッセイが先日の朝日新聞コラム「声」に出ていました。
札幌の及川さん48歳の方の実名入りです。
読んでとてもショックを覚えました。
ご紹介します。
◆つい先頃、道内のある中学校で、
生徒の母親から
「学校側に給食費を払っているのだから、
うちの子に『いただきます』を言わせないでほしい」
という要望が出たと聞き、驚いた。
また、別の中学校の教師が、
生徒から「『おはよう』『こんにちは』の挨拶に何の意味があるのか。
必要ないのでは?」
と問われ、教師もその通りだと思ったと聞き、
唖然とした。
挨拶をしない時代が来るのだろうか。
食事ができるのは当たり前、朝、目が覚めるのも、
人に会えるのも当たり前、生きているのも当然なのだろうか。
しかし、病気と闘っている人たちををはじめ、
生きることが当たり前でない人たちが、
日本には少なからずいる。
世界の貧しい国でも、
大勢の人たちが食べるものがなく死んでいる。
「あー、今日も生きていた!」と感激して一日が始まり、
今日も生きることができたことを心から喜びながら、
挨拶しあう人たちがどれほどいることか。
それを子供たちに教えるべき親や教師は、
いったい、何を大切にし感謝して生きているのだろうか。
心から挨拶が出来る世の中になったら、
自殺も犯罪も減るのではないだろうか。
- ・・・・以上が原文です。
◆素晴らしい子供や先生もたくさんいますよ。
あまり心配しすぎない方が良いのではないでしょうか。
いつの時代でもいろんな考えの人はいました。
笑顔研修だけでも5万人以上の人と出会いましたが、
挨拶の出来ない人はいません。
下手な人はいますが・・・
(特に社会経験のない学校の先生は苦手なようですね。)
笑顔と挨拶は、人間の本能だ!!
上手く導けばいいんだと考えます。
しかし、表現力には個人差はあります。
みんな大切だと感じていますが、
表現の下手な人や出来ない人は恥ずかしがり屋で、
とてもシャイなんです。表現するのがとても苦手なんです。
大人になると甘えてやり過ごしてしまう人や
笑ってごまかしたりする人が多いです。
子供の頃はドキドキしていた心も、
年齢とともに、だんだん感じなくなるようです。
子供は親の鏡・・・、
そういう人が多いので、
今回のような危機感を感じている方が増えているのかもしれません。
◆もう一度言いたい、
笑顔と挨拶は一人で生きることの出来ない人間が
生きるために身につけた本能です。
人は、みんな孤独が嫌いなのです。
ですから笑顔研修の中では本能を刺激します。
どうやって刺激するかというと、
アイコンタクトです。楽しい雰囲気の中で、
お互いが目を見るというアクションを繰り返します。
そうすると人としての証である愛のスイッチがONになるんです。
照れ屋さんには僕の身体を張って無理矢理でも体験させます。
まさに愛コンタクトなんです。
相手がいるから笑顔であり、
挨拶なのです。
その大切なことを理解しないで、
マニュアル的に形だけの挨拶を教えても楽しくないし
気持ちは伝わらないです。
しかも愛し合ったり、
楽しんでいると自然に目が合うようになるんです。
誰でも丁寧な言葉遣いやお辞儀はできなくても、
こぼれるような素晴らしい笑顔の挨拶はできます。
なぜならば挨拶した方が気持ちいいからです。
気持ちいい方に行動は向かいます。
もっと気持ちいい挨拶を体験させたいですね。
その基本は家庭です。
お母さん、お父さん今までの10倍!、
子供の目と顔をしっかり見て話してください。
情報の洪水の時代、
愛を伝える本能であり技術である「笑顔」の出番です。
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