笑顔の楽校の最新の日記
笑顔と挨拶は水と油
むかしは「元気に挨拶をしましょう」と教わりました。いつの間にか、「笑顔で挨拶をしましょう」に変わっていませんか?
しかし、笑顔が大切だといくら唱えても、日本人は笑顔が苦手です。
笑顔は、自由な環境から生まれる本能です。世界に通じる人間の共通語です。挨拶は、日本文化のお作法。躾です。笑顔と挨拶は水と油。どちらも大切ですが、自然には融合しないということです。日本にも笑顔を技術として教える時代が来たのです。
僕も小学校の頃「挨拶をきちんとしましょう」と育てられましたが、「いい笑顔を作りましょう」とは、言われたことはありません。その証拠に、校長室に行くと、歴代校長先生の写真がズラリとならんでいることがよくあります。でも、誰一人として笑顔の校長いない(笑)
超まじめ顔、醜い時はしかめっ面です。校長先生がこれを良しとしているのですから、笑顔の教育なんてできっこありません。笑顔が比較的苦手とされるドイツ人でさえも校長先生の写真は、笑顔です。
住友生命調査データ(2010年)によると、日本人の一日の平均 笑顔時間は118.4分。女性は161.4分、男性は女性の半分の75.6分でした。しかも、年を重ねるごとに笑顔の時間は少なくなります。
この事実とどう向き合いますか?
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