笑顔の楽校の最新の日記
錦織圭 強さの秘密
全米テニスで準優勝した錦織圭の試合に感動した。決勝で敗れたものの彼は、別人のように強くなった。その秘密はなんだろう?
三つの視点でアプローチしたい。モチベーション、コミュニケーション、エデュケーションだ。
モチベーションで一番大切なのは、理論理屈ではなく、成功のイメージをたたき込むことだ。マスコミで多く取り上げたマイケルチャンコーチの存在は大きい。
日本人の多くは身体の大きい欧米スタイルを目指して失敗するケースが多い。チャンコーチは自分より小さく、全仏で優勝している。初めて錦織圭らしさが確立した。
それは、最大の欠点だと思い込んでいた体力のなさが、なんと最後まで諦めないマラソンマンと呼ばれるほど変身したのだ。
次にエデュケーションだ。圭の尊敬する人は、いまは松岡修造ではなく、国枝慎吾である。日本人ぼど障害者に冷たい国はない。本音はマスコミの取り上げ方と賞金でわかる。
車イステニスで年間グランドスラムになった国枝慎吾が同じ会場で戦い、近くにいた。圭は、彼を心底尊敬している。
「勝つためには基礎。初心者がやる基礎を三万回やると、マッスルメモリーといって脳ではなく身体が覚えるんです。勝つために、魔法はありません。」国枝慎吾
次にコミュニケーションだ。チャンコーチを迎えたチーム圭は、ひとつになった。徹底的な基礎の繰り返しを行う。
そして、常に付き添い応援する彼女の愛は、絶大である。
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