ウィザードリィ

コンピュータRPGの名作の一つ。
このジャンルの作品の最も初期の作品の一つであり、現在のコンピュータRPGでは当たり前となっている、「街から冒険に出て、戦闘を繰り返し、キャラクターを成長させたり、より強い武器を入手することで、探索範囲を少しずつ広げていく」というフォーマットを確立した。

ゲームシステムは擬似三次元で表示されたダンジョン移動画面と、ターン制の戦闘画面の組み合わせで成り立っている。

ゲームバランスが非常に厳しく、簡単にパーティが全滅してしまうこともある。また、一旦全滅すると、簡単に復活させることはできない。


このゲームのシステムに似た方法で健康教育用のミクロの決死圏的な設定のゲームができたら面白いかもしれないと思っているんだけれど、やるとしたら、考えなければならなさそうなのは、

• 擬似３Dのダンジョンは、基本的に、直線の道か、直角に曲がる道、もしくは直角に分岐する道しか表現できない。人体の中の解剖学的構造を表現するのは難しいかもしれない。ただし、これは、壁などのグラフィックスを工夫することでどうとでもなるかも。
• 一般の人がプレイするには、ゲームバランスが厳しすぎる。逆に、ゲームバランスを緩和すると、単調に過ぎるゲームになりがち。
• いっそのこと、ゲームから「戦闘」を取り除くのもアリかもしれない。そのかわり、戦闘とは別の種類のイベントを持ち込むか。