広場恐怖症の運動療法
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「脳を鍛えるには運動しかない」より。
キース・ジョンズガード医師が行なっているという運動療法。内容は、ぼくの目には、運動療法というより認知行動療法の一種に見える。原著論文は発見できず(この本、参考文献がないので裏付けを知りたい時に困る)。
内容は、朝早く、人気のないショッピングモールに患者を連れていき、全力疾走させるというもの。
あらかじめ、認知行動療法のセッションで、患者は、医師と信頼関係を築いていることが前提。
あらかじめ、患者が全力で走っても困難を感じないで済む距離を調べておき、モールの入り口からその距離だけ離れた場所からモールに向かって全力疾走させる(モールの入口付近に、医師が立って患者を待つ)。モールの入り口に近づき、恐怖感がピークに達しても体が完全に覚醒していてパニック発作を起こさないことを経験させるというもの。
全力疾走の途中でパニックを起こしそうになったら、ゆっくり、医師の方に向かって歩いてくるように指示する。
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