増資

非上場企業にとってはあまり響かないかもしれませんが、上場企業にとっては

「発行済み株式数(1)」＋「新株発行数(2)」で「新・発行済み株式数(3)」になるわけなので、(1)の段階で持っている人にとっては、PERやPBRが上がる(希薄化懸念)

つまり、配当を出す場合なんかは純利益の中から配当に充てれる額を出して、(3)の株数で割る・・と考えたら、(1)の人らは「もっともらえるものを・・」大勢で割ってしまうので配当金額が少なくなってしまうということ。

ということで、増資をすると、株価が下がります。
http://ilovemarket.seesaa.net/article/122470608.html

上記でも大和証券やみずほの増資話が出回っており、株価がパニック状態に。

でも増資してみていいこともあります。債務超過の場合なんかがいいかもです。

純資産がマイナスの場合、増資するとマイナス幅が減り、バランスシート(貸借対照表)上の評価が上がります。

上場企業の場合、債務超過になった時点でイエローカード、2期連続債務超過になるとレッドカード(上場廃止)になるので、そこらへんにも注意して(バランスシートにも気を配って)投資を心がけて欲しいと思います。