LA basketball日記_11月
埼玉オフィスの早川です。
LA日記をブログにアップ致しました。
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11月はバスケットボールのシーズンがスタートする月でもあり、NBA D-League、ABA、NCAAが開幕されました。シーズン開幕が絶望的とされていたNBAも、サンクスギビング・ホリデー(感謝祭の祝日、連休)中に労使交渉が合意に至ったというニュースが全米を駆け巡り、嬉しいことにクリスマスに開幕することが決まったようです。試合数も66試合、プレシーズン・ゲームが2試合ということで、試合数も大幅な減少では無いようですが、契約・準備期間が短いため、準備不足による怪我などが心配されますが、無事開幕することにはバスケットボール・ファンには非常に嬉しいニュースだったと思います。 さて、今月のLA発バスケットボール情報ですが、以下のような催しがありました。
●11月11日(ベテランズ・デー) NCAA史上初、空母艦カール・ビンソン上でノース・キャロライナ大とミシガン州立大学の試合が、サンディエゴで催されました。もちろん公式のNCAAの試合で、3年がかりの構想だったようです。設営されたコートは天井が無い屋外での試合、7000人を収容することが可能な事から、空母艦の規模、アメリカのスポーツ産業のスケールの大きさを改めて思い知らされました。オバマ大統領夫妻も観戦されていて、試合後はハワイで開催されるAPECに向けて旅立たれたようです。試合の結果は、67ー55でノース・キャロライナ(開催時のESPN全米ランキング1位)が勝ち、評判通りの強さに観客を魅了していました。
●11月15日 デューク大学のヘッドコーチ、マイク・クレシャウスキー(コーチK)が通算903勝をマークし、歴代1位の通算勝利数を記録しました。それまではコーチKが選手時代に監督、師弟関係にあるボブ・ナイトが通算勝利数の記録保持者で、試合後に両氏が抱き合う姿は感動的でした。デューク大学やコーチKの教え子達も賛辞の言葉をテレビで紹介されており、いかに影響のあるコーチ、選手達から愛されているコーチだということが改めてバスケットボール・ファンには伝わったのではないでしょうか。偉業達成に他大学のコーチも賛辞を述べ、NCAAバスケットボール・ファンには印象的な1日となりました。
●11月25日 NBAロックアウト終結。オーナー、選手会が労使交渉の合意。一時は選手会解散、訴訟に発展と、絶望的な観測をされていたNBAのシーズン開幕ですが、NBAファンには嬉しいニュースが突然飛び込んできました。手続き上、まだ完全にNBAシーズンが開幕できる状態では無いようですが、おそらく楽観的な見通しができたことで、12月25日に開幕、試合数は66試合、プレシーズン・ゲームは2試合という条件で開幕するようです。約150日続いたロックアウトだけに、ファンにとっては嬉しいクリスマスプレゼントですね。
●11月27日 ロサンゼルスでの地元NBA選手達による”For the city"バスケットボール・イベント開催。ロックアウトが終結したことで、おそらくこれが最後のNBA選手達によるバスケットボール・イベントになったと思います。バロン・ディビス(クリーブランド)を筆頭に、標題が掲げるように、街のためにバスケをやろうというのがこのイベント。ジェームス・ハーディン(オクラホマ)、トレバー・アリザ(シャーロット)、ニック・ヤング(ワシントン)、デマール・デロザン(トロント)ら、ロサンゼルスの地元選手によるショーは、さすがNBAと印象づけるプレイの連発で、NBAが観れないファンにはたまらない光景でした。NBAが開幕するということで、選手達の動向が気になりますが、全選手の活躍する姿がテレビに現れるのももうすぐです。
NBAシーズン開幕まで、約1ヶ月ありますが、NBA D-League、ABA、NCAAと、様々なリーグが開催されています。来月からも豊富なLA初バスケットボール情報をお楽しみに。
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