PatientLikeMeの履歴
たぶん、患者SNSの中で、一番成功しているサイト。http://www.patientslikeme.com/
自分と似た症状、似た悩みを抱えた患者を探し出して、お互いに有用な情報共有することができる。
普通の患者SNSと比べると、極端に「データ志向」。つまり、治療法(薬剤の種類や服薬量など)の膨大な具体的なデータを検索、一覧できることに重きをおいた設計である。
しばしば、患者SNSの創業者たちは、「患者同士の交流」とか、そういうのを目指そうとしているみたいなんだけれど、たぶん、具体的に、どういう薬を使ったら痛みが落ち着いたとか、何処に行ったら良い治療を受けられたとか、そういうデータの方が、はるかにニーズがあるんだと思う。
もう一つ、このSNSの特徴としては、「患者のプライバシー」に対して、過剰な配慮をしていないこと。患者が相互に自分のデータを露出させる琴のメリットを活かそうとしているように見える。
これを見ていて思うのだけれど、プライバシーという概念は、ある意味、時代遅れなんだと思う。