運動の継続の履歴
運動の習慣を身につけようとした人の80%が、半年から一年以内に辞めてしまうという統計がある。
そのほとんどが、本来その人に適している運動よりも激しい運動を行なってしまい、苦痛を感じているから、とのこと。
運動経験の少ない人は、有酸素運動が無酸素運動にきりかわるときに苦痛を感じることが多い。
したがって、運動が辛いと感じる場合は、ウォーキングなどの軽めの有酸素運動を継続させるのが良い。
ちなみに、無酸素運動の体に与えるメリットは、有酸素運動ほどはっきりした科学的根拠はない。ただ、それは、無酸素運動については、実験方法が限られるため、と考えた方がいい。たとえば、ラットに重量挙げをさせるわけにはいかない。したがって、重量挙げの効果は、人間を使った実験に頼らざるを得ず、それはつまり、運動後の筋肉や神経の生体組織検査の方法が限られるということになるから。