SQLite
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SQLite はMySQLやPostgreSQLと同じデータベース管理システムであるが、サーバとしてではなくアプリケーションに組み込んで利用される軽量のデータベースである。 一般的なRDBMSに比べて大規模な仕事には不向きだが、中小規模ならば速度に遜色はない。 また、APIは単純にライブラリを呼び出すだけであり、データの保存に単一のファイルのみを使用することが特徴である。バージョン3.3.8からは全文検索のFTS1モジュールがサポートされた。その後 FTS2 - FTS3 と強化を続けバージョン3.7.4からはFTS4モジュールがサポートされている。
SQL92の機能の多くを実装
著作権を放棄しパブリックドメインに帰している
サーバではなくライブラリ
ライブラリは数百KB程度の小さなフットプリント
Cランタイム以外の別途ライブラリを必要としない
管理ツールによるセットアップやメンテナンスを必要としない
コマンドラインツールも使える
バイトオーダに依存しない(2.6.3以降)、可搬性のある単一ファイル
最大128TiBまで
ファイルを使わない、揮発性のインメモリデータベースとしても利用可能
データ型を指定する必要がない
サポートしている型は、Null/Integer/Real/Text/BLOBのみ
Unicodeのサポート
BLOBはメモリの許す限り
ROWIDを持っている (しかし、3.6.18以前は外部制約キーの仕組みがない)
トランザクションのサポート
スレッドセーフである (バイナリによる配布ではリコンパイルが必要な場合もあり)
ビューのサポート
トリガーのサポート
C言語を使って関数を追加できる
Tclバインディングを配布キットに標準添付している
PHP5、Python 2.5、Adobe AIR で標準サポート
その他、C, C++, Curl (プログラミング言語), Perl, Ruby, Delphiなど多数の言語用のバインディング
全文検索の FTS1モジュールがサポートされ、SQL文で全文検索インデックスに対して検索できる
Android端末の 標準ライブラリとして採用されている
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