チャーハンの履歴
フライパンを大火力の中で駆使する漢の料理。
いや、おれのために作ってくださる女性がいらっしゃえばべつに漢の料理でなくていいですだいかんげいというかつくってくださいよろこんでく(ry(漢的にヘタレ)
閑話休題。
よくひやめしにたいする「もっかいウマくなれ!」という願望からきた欲望を注入するためのバイオレンス鉄火行為とおもわれているが、じつはホカホカのめしでないとうまくいかない。ホカホカのほうがフライパンの中で瞬時に「散ッ!」って忍者ぽくまんべんなく一瞬でほぐれるため、味の浸透が均一になるためである。
また、そうやって即時にほぐれるほうが鉄板上の油膜の上でコメツブが瞬時に踊りやすいため、「シンプル。そしてシンプル。」という即席料理の鉄則に即した「すぐさま料理として錬成されること。」という料理人の期待した時間軸を約束する。
なのでひやめしをネタにで作るときは、電子レンジでガンガンにあっためることは鉄則である。これをわすれて非常に残念な不良チャーハンをぼそぼそとだまって食うひとが多い。とても残念な状況である。
味付けは各自の好みで行うとよい。醤油は鉄板にこげつきやすいため最後に投入する。塩味だけはまえもって調整がきく。だが最終的に醤油でとどめをさす計画ならば、それをみこして「オーバーキル」な塩投下はひかえるべき。このあたりは経験なので、何度か試作するといい。
失敗したばあい、「おじや」という安牌が用意されているのもチャーハンのよいところである。塩辛かったもうおじやにしちゃおうぜ!!
お米はそれを欲する人にやさしいのである。料理方法に実に寛容である。私たちはそれに感謝しつつ、やっぱフライパンを今日もふりまわす。
「うわ!!ちげーよ!!こうじゃなくて!!あ、ああー!!もー!!」
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