マッシュアップの履歴
ここで記載する「マッシュアップ」とは一般的な意味での「音楽のミックス」では無く、GoogleやYoutubeなどが公開しているAPIなどを利用したマッシュアップWebサービスの事を指す。
客観的な視点で書けば上記の公開APIを利用したWebサービスや手法、で意味合い的には終結するが、九龍的にマッシュアップとはWeb2.0の次のWeb3.0とも言える文化という認識。
Web1.0は提供者→消費者の一方的関係性で、Web2.0は元来消費者であった物達がBlog、SNS、口コミなどの手法によって手軽に提供者の立場に達ち、消費者&提供者を自己の中で共存させる双方向性をもった関係性である。
で、ここで提示したWeb3.0=マッシュアップという括りだが、Web2.0により蓄積された大量のDB(Googleの検索DB、mixiのパーソナルDB、Youtubeの動画DB、Flickrの写真DB等々)を誰もが活用できるようにすることによってWeb2.0の様式、文化をさらに拡大かさせる事(提供者の拡大、消費者の拡大)を指している。
提供者は大企業など一部のDB保有者から一個人や中小零細企業なども同一、またはそれ以上のサービスを開発できる可能制を秘め、消費者はそうした中で創出されるサービスの中から新たなニーズや文化を作り出す。
Web3.0を実現する手法、それが「マッシュアップ」である。
※蛇足
スクレイピングも一応マッシュアップにあたるが、DB保有者がDB提供(マッシュアップ文化を容認)してないので九龍的にはマッシュアップ(文化を実現する手法)にあたらない。