Yeast Two Hybrid Screeningの履歴
- DNA結合ドメインに調べたいタンパク質(bait)を結合させ、転写活性化ドメインにライブラリーからとってきたタンパク質(prey)を結合させる。相互作用する場合、レポーター遺伝子の転写が活性化される。
- レポーター遺伝子:HIS,lacZ(β-galactosidase)
- 使用する酵母:his3変異体-hisが作れない
trp1変異体-trpが作れない
leu2変異体-leuが作れない
※変異体を使うのは、レポーター遺伝子を含むプラスミドが酵母から抜けないようにするため。
- 基質:X-Gal→β-galactosidaseで酵母が青くなる。
その他の方法
1:仲介タンパク質を介してあるタンパク質と結合するタンパク質を調べる方法
2:特定のRNAと結合するタンパク質を見つける方法
3:Phage displa
M13phageにライブラリーから選んだタンパク質をくっつけて発現させる
↓
baitを固定しておく。
↓
遺伝子とタンパク質が1:1に対応しているので、DNAシーケンスによりタンパク質を同定できる。