histoneの履歴
- H1はリンカーに結合。
- ヒストンバリアント(variant,変種):少し配列の異なるマイナー成分で、特別な機能を持つ。
ex.H2AX:リン酸化され、DNA修復をコントロール。
H2AZ:転写制御(緩い結合)
CENP-A:セントロメア(H3バリアント)
→ヒストンバリアントの入れ替えはヒストンシャペロンが行う。
- 化学修飾:ヒストンのN末端に構造の不定なテール領域があり、Lys,Serなどの残基がアセチル化、メチル化、リン酸化を受ける。
→クロマチンの局所構造が調節される。:ヒストンへのマーキング。
ex.H3K9のアセチル化:転写活性化
H3K9のメチル化:転写抑制
→アセチル化領域:ユークロマチン
→メチル化領域:ヘテロクロマチン
※ヒストンの化学修飾は体細胞分裂で継承される
→エピゲノム