論文の書き方
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論文構成
背景
現状の問題点を確認する。
例えば、絶対目が覚める装置を開発したとする。背景には、生活が不規則で寝坊する人が実際にどれぐらいいるのかをデータで示す。
基本的には「問題」→「解決」の流れにして必ず対応づける。漫画とかにあるような伏線をはっておく。研究したことがどれだけ素晴らしいことなのかがわかるような問題提起をする。提起した問題を解決しないと、結局何が言いたいのかがわからなくなる。
提案
前述の課題を解決する領域を決定し、解決に向かうための仮説を唱える。従来の方法とはどう違うのかを言う。
目覚ましの例:二度寝するのはリラックスしているからだ。一度目覚めた時に一気に緊張状態にすればいい。
解決策の提示
自分が行った研究の内容そのもの。あんまり複雑なことをすると説明が大変になる…。
目覚ましの例:自動的に家の外に放り出される(笑)
実証
実験することで、仮説が正しいことを証明する。
目覚ましの例:従来の目覚まし時計と提案方法でどれぐらい目覚めやすいか検証する。どれぐらい素早く起きたか、よく眠れたか、などをデータにとる。事前アンケートでできるだけ被験者の状態を揃えておく。事後アンケートで快・不快かもとると発表時に使えるかもしれない。
人を被験者にするような実験は難しい。どうしても固体差や学習効果や順序効果がでてしまう。また、平均値が違っていたとしても、統計的に有意であるとも限らない。また、比較する対象が増えれば増えるほど、要因を特定することが難しくなる。
有意な差が出たり、新たなる知見が得られれば万々歳。
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