布石
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ふせき
(1)囲碁で、序盤に全局的な構想に立って石を置くこと。また、その打ち方。
o 「—の段階を終わる」
(2)将来のためにあらかじめ整えておく手はず。
o 「将来への—とする」
o 「先を見通して—しておく」
* 布石の「布」は「敷く・配置する」という意味で、碁石を配置するという意味になる。
* 囲碁では、序盤戦では全局的な展開を考えて、その瞬間には対戦に影響のなさそうな要所要所に前もって石を打っておくことで、後々の展開に大きな影響を与える事から、この言葉が前もっての手配りという意味になった。それが江戸時代中期には一般にも流用され、現在のような意味を持つに至った。
主に物語作品にて、後のシーンの為の布石としてさりげなく描かれるもので、ミステリー等では特に真相を解く為のヒントとなる物を指す事。
「布石を打つ」は、
かんたんに言えば、将来に備えての「準備」です。
計画どおり事を進めるために、正しい段取りを
整えておくことですので、こちらは
事業やプランを前提として使う語です。
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