僕のふるさと
僕は、生まれも育ちも墨田区の押上です。
押上と業平の広大な未開発の土地に新東京タワー(スカイツリー)が建とうとしています。
京成や東武鉄道の本社がありながら、今でも東京の田舎丸出しの地味な町です。最近まで東武鉄道の大きな社宅や引き込み線、砂利置き場、セメント工場などがあり、東武、京成、京急など交通の要所でありながら、未活用な広大な土地が最後まで残ったのです。
墨田区は、勝海舟や葛飾北斎が生まれた地で、時代小説などに押上という地名が登場すると、こころが少々ときめきました。江戸時代から職人の町として栄え、戦後は日本のモノづくりを支えていました。
将来、押上があの映画「3丁目の夕日」の舞台である麻布のようになるのだろうか?
タワー建設が急ピッチに進んでいます。
今日、テニスが緑町のコートを予約していた関係で、自転車で建設現場の下を流れる河川に沿って走り、大横川親水公園を通り抜け、北斎館の建設予定地のコートまでやってきました。
ハードなタワーだけでなく、古き良き時代のハートを感じる町、人との触れ合いがある町並みが再現できるといいなと思います。訪れる人が自然に笑顔になっちゃう町。
でも、下町の職人は多くを語りません。そんな寡黙な土地柄が押上です。
近い将来、僕の知識と技術で下町の良さをプロデュースしたいです。頑固なほどに点の素晴らしさはあるんですが、点から線、線から面に、長所をつなげいく技術がない。今のままでは箱モノで終わりそうな予感がします。
地域の為に、何かのお役に立ちたい年齢になりました。
写真は、本日のタワー風景です。
現在の高さ、160メートル(完成 634メートル)
http://www.tokyo-skytree.jp/
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