ラスベガス笑顔の秘密 前編
◆ただ今 ラスベガスより帰国しました。
ラスベガスのコンセプトは、「フォー」です。
なんとお客様がフォーと叫び感動してできた交差点に
「フォーコーナー」まであります。
おとぎの世界の主役にみんなが簡単になれるところです。
背景の噴水や照明の鮮やかなイルミネーションに感動ものです。
写真が撮りたくなるビュースポットが一杯です。
日本でも「フォー」を売り物にしているタレントがいますが、
本物はラスベガスにありです。
◆今年で町が誕生して100周年を迎えました。
今でも年間3500万人が訪れます。
カジノだけならアメリカ50州のなかで40州もがカジノを開いています。
でも、なぜラスベガスだけに人が集まるのか。
そこで、ラスベガスの魅力に取り付かれ住み着いてしまった
長野慶太さんとも話を伺い、
楽しみながら素晴らしいラスベガスの魅力を味わってきました。
◆ラスベガスというと朝から夜まで一日中カジノが有名ですが、
実は訪れるお客様は、何が魅力かご存知ですか。
1位 観光(37パーセント)/
2位 プール(28パーセント)/
3位 ショッピング’(18パーセント)/
4位 ギャンブル(17パーセント)です。
詳しく知りたい方は、長野さんが書かれた著書
「ラスベガス黄金の集客力」
ダイヤモンド社を一読ください。
◆僕が感動したベストポイントは、
ベラッチオホテルです。
常に4000室が満室だそうです。
ラッキーにも噴水側の部屋を取ることができました。
30分毎に演じられる噴水ショーは見事なものでした。
特に夜 部屋から見るパリスホテルのエッフェル塔を背景にした噴水ショーは最高でした。(写真)
フォーと言うより「ワオー」です。
ホテルに入ると花の香りがいっぱいに漂って歓迎してくれます。
アトリュームの中庭には華やかなクリスマスツリーを中心に
生花でできた熊や木の実が床に敷き詰められ、
それは見事です。
またしてもワオー、ワオー。
ガラス張りのアトリュームの天井から本物のような
シャボンの雪が降りムードを盛り上げます。
その他ペンギンや水が飛びはねるコーナーなど楽しくて
時間を忘れるほどでした。
◆さらに中庭のすぐ近くにあるチョコレートショップがまたスゴイ!
ジーン、フィリップスというお店です。
なんせ天井からチョコレートが流れ出るウインドウ演出、
毎日何トンと言う量のチョコレートが流れ落ちており、
それを見ながらクレープやアイスクリームを食べました。
ワオー・・・・スタッフもかわいらしい子が選ばれているようで、
作っているところは、すべてオープンキッチン、
しかもステンレスもピカピカなほど環境も整って動きに無駄がありません。
スタッフを見ると楽しそうで自分もクレープが作りたくなりました。
アイスおいしかったです。
◆ショーで良かったのが、「オー」です。
いまでも一番人気だそうです。
あらすじを言えと言われても表現できないくらいスゴイです。
ベネチアンホテルの中にある舞台が、
あっという間にプールに変身して、
シンクロありサーカスあり、
言葉のない幻想の世界へ旅することが出来ました。
日本で予約していきましたが一ヶ月前で150ドルの席がすでに一杯でした。早目の予約を。
◆そして、ベネチアンホテルのアジアンテーストのお店「TAO」です。
日本料理から中華まで幅広いメニュー構成です
。雰囲気がインドネシアのバリっぽい感じ。
入り口に石の風呂が左右に並べられ、
水の上にたくさんの蘭の花が浮かんでいました。
思わずアマンリゾートを想像してしまいました。
中に入ると仏像がところ狭しと飾られ、
東洋を演出していました。
落ち着くレストランです。・・・・
◆今回の旅行の目的は、
フレンドリーな接客の原点に触れてみたくなりラスベガスを選びました。
なんせ日本は、CSブーム。
ES/リッツ・カールトンホテルの話がブームです。
でも、それを実行するには、
もっとわかりやすい何かが欠けています。
僕の直感ですが、次に求められるのが楽しさの演出だと思います。
ラスベガスは、人を感動させるシナリオがたくさんありました。
そして、経営者のこだわりと覚悟を感じました。・・・・
どんどん変化するホテル群、
でもハードな器だけではお客様はすぐ飽きてしまいます。
スタッフのフレンドリーさが温かさをつくり、
笑顔の世界観をかもし出すのだと思います。
次回は、ラスベガスの裏側について触れてみたいと思います。
◆今年もあと僅かです。
ホームページに遊びに来てくれてありがとうございます。
来年またお会いしましょう。
良い年をお迎えください。
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