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顔の話10(あなたの笑顔が世界一)

笑顔感情表現が苦手な日本人ですが、決して笑顔が嫌いではありません。感情を出すことをあまり美徳としなかった武士の文化や農耕民族特有の風土などが複雑に絡み合い影響しているんだと思います。
なんと言っても「ダルマさん、笑うと負けよ、アップップ」なんですから。

そんな日本人が共通して美しいと感じる笑顔があります。京都広隆寺の国宝 弥勒菩薩像の穏やかな微笑みです。この微笑みを誰しも美しいと感じるのは日本人遺伝子に組み込まれているんだと思います。

元を上げて優しくほほえむ、穏やかな和み顔なごみ顔)を「和顔(わがん)」と名付けました。昔から仏教の修行「和顔施(わげんせ)」からとりました。
僕の指す・・・究極の幸せの顔は「和顔」です。

でも欠点があります。形だけだと心が隠れ、究極の自己防衛の顔の形にもなるんです。欧米ではを見せずに口角を上げる微笑みは、「アルカイックスマイル」と呼ばれています。モナリザの彫刻もアルカイックスマイルです。モナリザがを出して笑っていたら、あの秘性は生まれなかったことでしょう。

日本人は、しばらく初級コースからスタートです。「を出して笑え日本人!」
真顔」「和み顔」「笑顔」の心と形、素直な感情の流れときに着し、これからも研究していきます。

決して100点満点の的な笑顔指してはいけません。あなたの笑顔が世界一なんです。笑顔は、1000点、一万点、無限点です。だから、50点だろうと90点だろうと大差はないのです。それよりも大切なのは、欠点こそが長所になり、その人の個性が光る「人間らしい味」になるんです。

顔の話は、今回で終了です。

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