笑顔認証システム 3
いま、笑顔度を競うコンテストが人気です。
10月2日から6日まで開催されているエレクトロニクス・IT関連の見本市「CEATEC JAPAN 2007」(千葉・幕張メッセ)で笑顔を争うし烈な戦いがくり広げられています。オムロンの「リアルタイム笑顔度測定技術」を活用した「ベストスマイル決定戦」は面白いです。
カメラで撮影した顔画像をリアルタイムで分析し、笑顔の度合いを%で表示。一定時間内の“平均笑顔度”を競い、勝った方がニンテンドーDSをもらえるという“笑顔の真剣勝負”だ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/02/news111.html
オムロン リアルタイム笑顔度測定技術の紹介ホームページ
http://www.omron.co.jp/ecb/products/egao/index.html
僕は、「笑いと笑顔は違うんだ!」と言い続けています。
日本には、外国のようにスマイルとラフのような区別がないんです。
「笑いは本能、笑顔は技術」と訴えて本もビデオも出しました。でも、笑顔という字は、笑う顔と書くのも事実ですが、僕のビジネスは笑い顔づくりではありません。知識や技術を掘り下げる学者の方だけでも、笑顔の定義をしっかりしてから研究して欲しいです。
笑顔度の基準は、口角が何度上がればいいとか、目尻が下がればいいとか、歯が出ればいいとか・・顔の左右バランスが取れていればいいとか・・・。それで笑顔の点数を付けるなんてナンセンスだと思います。
バランスの崩れた顔の悪役スターの笑顔が感動を生むのは何でしょうか。亡くなった国民的スター 渥美清さんは、顔は四角で目が小さくてもいい笑顔でしたよ。
僕が考える感動を生む笑顔は違った基準です。バランスのとれた形より、華があるんですね。
まずは、HP「笑顔の楽校」を見てください。
http://egao.co.jp/smile-gallery/smile-gallery.html
笑顔認証システムを通して外面で損をしている多くの人が、少しでも自分の素晴らしい笑顔に目覚めて頂ければ最高に嬉しいです。
日本人も外面をバカにする時代から、いよいよ良い表情に関心が生まれたようです。まだまだ、お化粧のレベルですが・・・
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