ベトナム旅行記 1
今朝、真夏のベトナムから帰国しました。現地は、34度の猛暑です。
29日の僕の誕生日は、ホーチミンにいました。むかし、ベトナム戦争までサイゴンと呼ばれていた街ですが、ベトナム最大の都市ホーチミンの変貌は著しく、熱気あふれるパワフルシティでした。
郊外にでるとバナナやマンゴーなどのフルーツがたわわに実り。土色した河川は、エビや魚たちの宝庫です。小学生くらいの子供が道路脇のゴミが一杯の池で大きな魚を釣っていました。
◆ 群れを楽しむオートバイ
ホーチミンからメコン川までの2時間の道のり、どこまでも途切れる事のないバイク集団の行列、車種は大型バイクではなく、ほとんどが、100CC以内の原チャリです。
それにしても、原チャリの運転には何度もヒヤヒヤさせられました。逆走シーンもあり、何でもありの運転、それでいて幸いにも交通事故に出会いませんでした。安全運転の極意は、勇気と間合いだと語っていました。さらに、一緒に走るオートバイのスピードとリズムが一定なのかもしれません。
横断歩道を歩行者が渡るのも命がけです。信号もあまりないから、怖いです。やせた犬が道路端をひょこひょこと歩いているんです。犬の間合いの取り方は、抜群にいいです。
バイクの二人乗りは当たり前、3〜4人乗りもよく見かけました。一番驚いたのは、お父さんが運転して後部シートにお母さんが乗車。そこまでは、ありふれた風景ですが、お母さんが両手で赤ちゃんを抱えているのには、「えー!」思わず声が出てしまいました。
高速道路の制限速度は車で50キロ。高速道路がゆがんでいるんです。当然、でこぼこしているのでスピードが出せません。ちなみにバイクは、高速代金無料です。
バイクの免許を一度取ると書き換えもしないので自動更新です。ガイドさんの免許を見せてもらいましたが40代に突入している年齢なのに、学生服を着た10代の写真には驚きました。
ヘルメットとマスクのおしゃれが印象的でした。足下は靴を履かずスリッパ着用。日本のおしゃれは足下からといわれますが、ベトナムのおしゃれは、頭からですね。
ヘルメットの中にかぶる帽子とヘルメットの上にかぶる帽子があるんです
ヘルメット専門店もありました。
原チャリのマフラーからは、かなりの排気ガスをまき散らし、その独特の
臭いと暑さで僕の頭はクラクラしました。模様がおしゃれなデザインマスクが売れているようです。
彼らの月収平均は、約1万円だそうですからガソリン代の1リット約80円は高価です。ホコリっぽい空気なのに車もバイクもよく清掃されていました。停車しているバイクは一列に整然と並べられているのには関心しました。
ベトナム人は、日本人と同じように器用で、几帳面で、綺麗好きといわれていますが、本当ですね。
コメント
このブックにはコメントできません (ログインするとコメントできます)
コメントはまだありません