日本人は笑顔が苦手
「あなたは笑顔に自信がありますか?」
結果は「ある」と答えた人は26パーセント、「ない」と答えたのは74パーセントでした。(フジテレビ調べ)
歯医者さんの調査でも、「ある」と答えた人は、イギリス人は85パーセント、アメリカ人は77パーセント、韓国人は43パーセント、日本人は34パーセントでした。
フジテレビの「めざましテレビ」で国際スマイルグランプリの審査員をしました。日本人は笑顔が苦手かを検証する企画です。(2010.8.31放映)
参加国は、日本、アメリカ、ロシア、フランス、タイの五カ国、参加者は国別に3名ずつです。
ルールは、次の通り。
1. オムロンのスマイルスキャンで測定
2. 初対面のスタッフに対しての笑顔
3. 10秒間の平均笑顔度
4. チーム3名の平均値
5. 笑わせたり、声をかけたりしない
顔の表情筋の動き(目が細くなる、目尻が下がる、シワができる、口が開く、口角が上がるなど)を測定し、笑顔度を0〜100%で表示します。
結果は、
1位 タイ 91.0パーセント
2位 ロシア 84.0パーセント
3位 アメリカ 78.3パーセント
4位 フランス 78.3パーセント
5位 日本 46.0パーセント
各国とも個人差がありますが、日本人は明らかに最下位でした。
参加者の感想は
日本人 ・笑顔をつくろうとすると顔が引きつり難しかった
外国人 ・日常生活の会話で笑顔でないと周りからちょっとおかしく思われる
・わざと笑顔をつくるのではなく自然に作ればいい
・子供の時から笑顔を意識して作ってきた
・学校の先生は、みんないい笑顔です。写真を撮るとき「スマイル」
と言って撮ってくれた
・大人になっても子供のころの笑顔と同じようにしている
・笑顔があたり前だ
優勝したタイ人
・生活している周りの人が笑顔、笑顔が普通
・笑顔があたり前に慣れて育った
・タイ式の胸の前で合掌して笑顔で挨拶をする「ワイ」を躾けられた
表彰式の後、参加者に質問しました。
「笑顔に自信のある方、手を上げてください」
日本人以外は、瞬間的に全員とびきりの笑顔で大きく手を挙げました。
日本人は、目線をそらし、下を向いて笑ってました。テンションが低い。
今なお。若者でさえ笑顔をつくりることを恥ずかしがる日本人。
笑顔はできてあたりまえ、笑顔ができないことを恥ずかしがる外国人。
この差は、何だろう?
◆笑顔の法則2
笑顔ができない事は、恥ずかしいこと
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