ソニーらしさの復活に期待
銀座のソニービルが解体・・・空き地に。寂しい現実です。
25年前 笑顔アメニティ研究所の苦しい創業期に、ソニーの販売会社から接客研修やマニュアルの作成のお仕事を頂きました。嬉しかったと言うより、助かりました。
その頃、ソニーブランド全盛期、ショップの声がとても強かった。作り手のメーカー側も現場の声を良く聞いていました。ソニーショップから嫌われると商品は売れないという掟。
店員はソニー商品をこよなく愛し、熱狂的マニアでもありました。長い間、神話を築いていました。
しかし、ウォークマンの不調に続き、ゲーム事業、携帯電話事業など、次々とライバル各社に淘汰され、最近では、その面影はありません。
2年程前まで、この銀座ソニービルの笑顔研修を依頼され、暑くなると沖縄の水族館イベントのアルバイト研修までお手伝いさせていただきました。
微力ながら恩返しがしたいと、ソニーの理念を具現化するには意識改革しかないといろいろ模索しましたが、空回りで役立たず。中心者とも出会いませんでした。
いま、ソニーブランドは崩壊しました。このビルに入店しているだけでも保険、カメラ、ビデオ、雑貨、通販、ファッション、飲食・・・沢山あり過ぎて、統一したソニーらしさを感じません。
居心地が悪いです。また、来たいと思いません。物があふれている時代に対応できていないんです。
カリスマ経営者亡き後、スタッフの心をときめかす理念がない。
いまでは、アップルストアーの方がソニーらしく感じています。
ネットとリアルが融合し楽しい世界感を漂わせています。結果、お客が一杯です。
研修の時は、盛田社長の部屋が講師控え室。数寄屋橋交差点の交番やルミネなどがよく見える一等地。その角部屋の窓から景色を眺めながら、創業者ならどう考えたか?・・・よく妄想しました。
理念なき企業は亡びる。
ソニーらしさで、心に火をつけろ。
笑顔を集めて奇跡を起こせ!
http://ryutsuu.biz/topix/i061303.html
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