スリップの履歴
ユーザ 「『最重要書類』を消去せよ」
コンピュータ「『最重要書類』を消去したいと言うのは確かですね?
ユーザ 「はい」
コンピュータ「間違いありませんね?」
ユーザ 「もちろん」
コンピュータ「『最重要書類』を削除しました」
ユーザ 「しまった」
ありすぎて困る…。
エラーの一種。
無意識に起こすエラーのこと。行為の7段階モデルにおける、実行のエラー
ある操作にあまりに慣れ過ぎてしまうために起きる。学習途中の注意してる段階では起きにくい。
また、エラーをやっても大丈夫なようなシステム(例えば削除を退避するごみ箱)があると、ユーザはそれに頼り切ってしまう。なので、間違いなく動作するよう信頼性を高めないといけない(例えば意図せずにごみ箱が空になる)
スリップの種類
- 乗っ取り型エラー
行為系列が似ている
- 記述エラー
環境が似ている
- データ駆動型エラー
同種のデータである
- 連想活性化エラー
対象から連想したものと混同する
- 活性化消失エラー
物忘れ。行為の目的を忘れる
- モードエラー
操作モード忘れ。例えば日本語入力と英字入力モードを間違う