GFDLの履歴
GPLの兄弟。
日本語訳
http://www.opensource.jp/fdl/fdl.ja.html.euc-jp
「Wikipediaの情報をわたしのホームページに貼りつけたいの♪」という人は利用許諾契約書にリンクを貼って、この文書(自分が書いた分も含めて全部!)はGFDLなんですぅと書かなければならない。
勝手にコピペされたり書籍化されても文句は言えない(相手もまたGFDLに従えば)。たった一部であってもその文書全体に適用される。これがGFDLの恐ろしいところ…。
はっきりいって、めんどくさい。
しかも法的な根拠がなく、もしこの契約を破ったらどうなるのか誰もわからないというのもどうなのか。
GFDL読んでみる
複製する場合(2条)
この利用許諾契約書、著作権表示、この契約書が『文書』に適用される旨述べ た告知の三つがすべての複製物に複製され、かつあなたがこの契約書で指定さ れている以外のいかなる条件も追加しない限り、あなたはこの『文書』を、商 用であるか否かを問わずいかなる形でも複製頒布することができる。
- この利用許諾契約書
- 著作権表示
- この契約書が『文書』に適用される旨述べた告知
GFDLな文書を複製するためにはこの3つが必要であり、それ以外の条件を追加してはいけない。「この利用許諾契約書」というのは http://www.gnu.org/licenses/fdl.html のこと。これをまるまる貼りつけなければならない。
さらに、 http://www.opensource.jp/fdl/fdl.ja.html.euc-jp#SEC4 にある著作権表示と適用される旨述べた告知を載せなければならない。
100部以上印刷する場合(3条)
- なんかいろいろしなければならない
改変する場合(4条)
- なんかいろいろしなければならない。要件多い。
今確認した事実
はてなとgooのWikipeida検索は元ページへのリンクはあるものの、ライセンスはすべての複製物には明記されていない。自然文検索のページはライセンス表示がある
http://qa.wpedia.search.goo.ne.jp/
Weblioは全てのページに著作権・ライセンス表示、履歴の表示がある。
Wikipediaの記事を利用する場合の注意点
疑問点
→インターネットの場合はリンクするだけいいらしい(Wikipediaの解釈)
関連
はてなはGFDL違反と思われる
http://anond.hatelabo.jp/20080926210554
WikitravelはGFDLを採用していない
http://wikitravel.org/ja/Wikitravel:ウィキトラベルで_GFDL_を採用しない理由
YouTubeで許されるのにWikipediaでは許されない理由は?
http://kokogiko.net/m/archives/001721.html