NBM ( Narrative Based Medicine )

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患者さんの語りを利用した医療の方法。

NBMというのは、お医者さんが患者さんの事をもっと詳しく知って、それを実際の臨床に生かしたいていう方法.

普通に質問するのでは、患者さんの部分的なことしかわからない.
全体像を把握するのは、個別に質問することが難しい.

そこで物語の力を利用します.
患者さん自身のことを語ってもらいます.

患者さんに自分のことを物語として語ってもらうことによって、医師が聴きたい事以上の情報を得ることができます.
また、親身に話を聞くことによって、患者との信頼関係を構築することが出来ます.信頼関係を築くことによって、より生活に密着した情報を提供してくれるようになることが期待できます.

NBMは急性期の患者よりも慢性期の患者に効果が高いと思う.
EBMとNBMの両方を利用することでシナジー効果が期待できる.

NBMのデメリット
①お医者さんが自分の都合の良いように解釈してしまう.

②患者とのコミュニケーションをうまく取りすぎて、感情移入してしまう.

③NBMは個人に焦点があたるので、共通の方法を得ることが難しい.

④患者は心の準備が出来ていないのに、話すことを強要すると患者にストレスがかかってしまう.

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