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延髄のCO2検出
炭酸ガスの受容器(中枢化学受容野)
末梢化学受容器もCO2センサーとしてある程度機能するが、主要なCO2センサーは延髄の腹側にある。この部位は椎骨ー脳底動脈によって環流される領域である。末梢化学受容器のように明確な境界をもつ構造ではなく、延髄腹外側野に散在性にCO2感受性細胞が分布する。したがって、受容器とは呼ばず、中枢化学受容野(中枢性化学感受領域)と表現される。この部位の細胞外液[H+]を増加しても、換気量が増えるので、CO2とH+の双方に感受性をもつ。
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