数の履歴
数とは、名詞の数量により生じる語形変化の義務のこと。日本語には存在しない概念である。
数には単数と複数があり、それぞれ語尾 -j の無し、有りで標示される。
複数ある物の名詞に -j を付ければ良い (語尾の順番については ☞ 語尾) が、それを形容する形容詞も複数形となり、合わせて -j が付く。
一方で冠詞 (la)、すべての副詞は どんなときも -j を持たない。
勘違い
「しましまの動物」 は、縞が複数あるので × striaj besto としそうになるが誤り。
名詞「動物 besto」が一匹なので、「しましま」を言いたいときも名詞の数に合わせて単数でなければならないし、さらに言うと「stria besto」では「縞状の動物」という意味。
「縞の」は「striita (縞柄になっている)」と表現。
striita besto
striitaj bestoj (しましまの動物が複数体いるとき)