mindiaの履歴
Mindiaについて考察してみる。
Wikipediaとの対比
Wikipediaとの対比で考察してみる。
- Wikipediaはみんなの辞書である。
- Mindia(wiki)は個人の辞書であり、個人の学習ノートである(関連ワード:悪魔の辞書、欠陥大百科)
Mindiaの特長
- 同一の知識に対して、複数人のページを横串で閲覧できる。
- 教育利用に向いているはずである(関連ワード:教育2.0、教育Wiki)
Mixi日記とブログとの対比からの考察
Mixi日記もブログもネット上の公開日記を書く道具である。Mixiそのものが閉鎖ネットワークであることは、本論からは意図的にはずす。
Mixi日記とブログの違いは?
- ブログは相対的に孤立している。
- Mixi日記は相対的に見せ合っている。
ブログ
個人でクローズ
ページ構成は、基本条件として、本人個人の書くコンテンツでクローズしている。オプションとして、他人のコンテンツをリンク、RSSなどで表示が可能である。また他人はコメントを寄せることができる。
読み手は主体的
読みたい人が読みに来る。たとえRSSを使ったとしても。
機能性
多機能である。タグ、カテゴリ、トラックバック機能のほか、フルにHTML文法が使える。
要求されるITリテラシーレベル
相対的に高い。
参加人口
相対的に少ない。多機能であることにより敷居を高くしている。
Mixi日記を使わずにブログを使う人は、Mixi日記が使えないのではない。物足りない、あるいは、広くインターネット上に公開したい。
Mixi日記
見せ合う
マイミクの日記の更新情報はマイページに自動的にフィードされる。見せ合うことが前提の作りになっている。
読み手は受身
強制的にマイミクの日記はフィードされてくる。
機能性
シンプル。画像、URLを貼り付ける以外のことは何もできない。
要求されるITリテラシーのレベル
低い。
参加人口
相対的に多い。シンプルで要求ITリテラシーレベルが低いことから、多数の参加者が日記を書いている。マイミク限定など公開範囲を限定できるのもよい。
Mindiaは日記領域のMixi日記に相当するか?
Mindiaは、Wikipediaや通常のWikiと比べ、参加の敷居が低く、つながりを重視している。
見せ合う・つながり・読み手は受身
同じワードを書いている人が自動的にフィードされる。
機能性
PukiWikiベース?のためか、見出し記号以外、Wikiマークアップを意識することがほとんどない。
他のキーワードへ自動リンクされるのもGOOD。
要求されるITリテラシーレベル
低い。
参加人口
これからの課題。
Mixiが数百万人規模で日記を書いていることを考えると、Mindiaは数十万人レベルのメディアに成長するポテンシャルはあると思う。投資に見合う収益モデルが必要である。