コミュニケーションの履歴

コミュニケーションの主体は、受け手

コミュニケーションの主体は、受け手である。送り手ではない※。

コミュニケーションとは知覚である。受け手が知覚することによって、初めてコミュニケーションは成立する。

送り手が行うのは、情報発信である。発信された情報は、相手が必ず受け取るとは限らない。受け取らない場合、コミュニケーションとは呼ばない。

よって、送り手が必ず読むかどうか保証のない電子メールの送信は、単なる送信であって、それ以上のものではない。ましてや、コミュニケーションではない。

脚注

※このことを述べたのは、ピーター・F・ドラッカーである。