コミュニケーションの履歴
コミュニケーションの主体は?
筆者による結論
コミュニケーションの主体は、受け手である。送り手ではない。
電子メールは、コミュニケーションツールではない。
これはピーター・ドラッカーの言葉の一部改編である。
ピーター・ドラッカーの言葉
すでに起こった未来―変化を読む眼
コミュニケーションをするのは受け手である。
コミュニケーションとは知覚である。
「無人の森で木が倒れたとき、音は存在するや」
考察
受け手が知覚することによって、初めてコミュニケーションは成立する。
送り手が行うのは、情報発信である。発信された情報は、相手が必ず受け取るとは限らない。受け取らない場合、コミュニケーションとは呼ばない。
よって、送り手が必ず読むかどうか保証のない電子メールの送信は、単なる送信であって、それ以上のものではない。ましてや、コミュニケーションではない。