情報の履歴
意外と知られていないが、情報に対する英語は2つある。
- Information(インフォメーション)
- Intelligence(インテリジェンス)
Information(インフォメーション)
- 意味を持たない情報である。日本語で「情報」と呼ぶほとんどの場合、Informationを指す。
- Informationの中国語訳は「信息」である。
Intelligence(インテリジェンス)
- 意味のある情報である。特に戦争を遂行する上での意味のある情報である。
- 転じて、企業が戦略を立案する上での情報もIntelligenceである。(例:Business Intelligence)
- アメリカの中央情報機関の英語名は、Central Intelligence Agencyである。
- 中国語での「情報」の意味はIntelligenceである。
- 日本語での「諜報」はIntelligenceに相当するが、「諜報」としてしまうと、スパイ活動という印象がぬぐえない。Intelligenceの活動は、スパイ活動よりも幅広い。
- 日本語の「情報」は、「敵情報告」の略であるという説がある。
- 「情報」という言葉を用いた最初の日本人は、森鴎外という説がある。
参考文献・情報
出典:http://www.blwisdom.com/pr/isemi/83/
かつて孫子は「彼を知り己を知れば百戦危うからず」と言いましたが、彼とは敵だけではありません。敵を含めた周りすべてを指します。そして己を知る。ここが最も重要です。自分について知らなければ戦いに勝つことはできません。情報にはインフォメーションとインテリジェンスがあります。インテリジェンスとはインフォメーションと違い、考えること、頭を使ってよい分析するための土台を確保することです。日本ではこれがごちゃ混ぜになっている。しかし、こうしたインテリジェンスは国家国民のためになる。ですから、インテリジェンスで国を固める、あるいは企業を固めることをしなければいけません。ビジネスマンにとっても最も重要なのはインテリジェンスです。
関連ワード
- ビジネス英語
- インテリジェンス